Walter Pall
Walter Pallは盆栽を生きた造形と捉えます。古木の個性を、栽培と形についての意図的な選択に結びつけています。
盆栽への歩み
自然主義的な樹形づくりを伝える盆栽作家・講師
Walter Pallは1944年にオーストリアで生まれ、アルプスの風景とともに育ちました。1980年に盆栽を始め、電子機器・コンサルティング業界での経歴を経て、1990年には兼業で盆栽を仕事にする道へ進みました。
講演や講習で多くの国を訪れてきました。ヨーロッパの樹種、長期的な育成、自然主義的な盆栽は、彼の仕事に繰り返し現れるテーマです。自身のブログには造形についての考えと、木の継続的な変化が記録されています。
作風と取り組み方
Walterは、とりわけ自然主義的な樹形づくりで知られています。風景の中の古木を参考にし、整いすぎない樹冠や個性的な枝にも、その木らしさを見いだします。素材の特徴も、造形の方向を決める手がかりになります。
彼は形と作風を区別します。幹が直立していることは形の説明であり、芸術的な表現そのものではありません。自然に見える姿も、枝の選択、剪定、針金掛けによって意図的につくられます。自然らしさは造形の目標であり、放任を意味しません。
木の講評では、明確な考えを示しながら、次に取り得る道を話し合います。培養土、水、肥料も相互に関わるものとして捉えています。造形と長期的な育成を切り離さずに考える取り組みです。
ともに学ぶ
Bonsai Garten Münchenの講座やマスタークラスでは、この見方を深めることができます。実際の作業に加え、木について話し合うことも学びの一部です。各形式と公開日程は講座ページに、造形を考える入口は記事にまとめています。