初めて盆栽を持つと、道具を一式そろえたくなるかもしれません。まずは小さく始めましょう。細かな剪定には扱いやすい盆栽ばさみ、適切な枝の切除には又枝切り、針金を使う段階では針金切りを選びます。ただし、作業をするかどうかは樹種、健康状態、育成段階から判断します。新しい道具を買ったこと自体は、今日切る理由にはなりません。
道具より先に作業を決める
自分の木で何を学びたいのか、まず整理してください。若い枝を短くする作業、太めの枝を外す作業、針金を外す作業はそれぞれ違います。置き場所や水やりをまだ調整している段階なら、大がかりな整姿道具より、加減しやすいじょうろと管理記録が役立つこともあります。
Bonsai Empireの道具解説(英語)も用途を分けて紹介しています。大切なのは、道具の大きさと刃の形が自分の木に合うことです。
三つの道具を用途で選ぶ
- 盆栽ばさみ:予定している細かな剪定に使います。握りやすさと、枝の間に刃が届くかを確認してください。切れる太さは製品の仕様に従い、無理に力をかけません。
- 又枝切り:幹に近い部分の、適切な枝切りに使う道具です。何でも切る道具ではなく、幹に深い穴を掘るためのものでもありません。切る位置と方法を先に教わりましょう。
- 針金切り:実際に針金を使うときに用意します。細枝用のはさみで金属を切らないでください。針金を外す際は、刃が樹皮や小枝まで挟んでいないか確認します。
小さな木には細かく操作できる道具が必要です。太い素材には別の大きさが合う場合があります。大きなセットを一つ買えば、その違いが解決するわけではありません。
後からでよいもの
電動の彫刻工具、大きな曲げ器具、特殊なペンチ、多数の太さの針金を最初から用意する必要はありません。それぞれについて「これがないと、具体的にどの作業ができないか」と考えてください。まだ答えられなければ、購入を待てます。実演で使い方を見てからのほうが、商品写真だけより必要性を判断しやすくなります。
清潔に保ち、用途を分ける
作業後は残りかすを取り、乾燥させ、金属と関節部分をメーカーの指示に従って手入れします。細枝用の刃に土や針金を扱わせないことも大切です。汚れを落とすことと消毒は別で、病気が疑われる場合、布で拭くだけでは十分な衛生対策になりません。Bonsai Empireの案内(英語)にも道具の手入れが説明されています。
初めて講習に参加する前に
手持ちの道具を一覧にし、木の状態が分かる写真を用意しましょう。持参する素材と道具は事前に確認し、貸し出しがあると決めつけないでください。実技の盆栽講習は、道具の大きさや握りが自分の手に合うかを確かめる機会にもなります。
道具と資材の案内にも選び方をまとめています。次の一つは、理解できた作業のために選ぶ。それが、計画のない道具箱を満たすより確かな出発点です。




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